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【精油の辞典】スペアミント精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
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沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《スペアミント精油》スペアミントには、メントールがあまり含まれていない代わりに、「カルボン」という甘い香りを持つ成分が多く含まれており、清涼感の中にほのかな甘みや苦みがある香りが特徴です。すっきりとした香りは頭をクリアにし集中力を高めてくれます。また疲れた心身に活力を与え、元気を取り戻したいときに適しています。
- ・ストーリー
- ・スペアミントの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・スペアミント精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
ヨーロッパ・アメリカで料理に使う「ミント」と言えばこれをさす程、一般的な品種です。日本では「緑ハッカ」とも言われています。古代ギリシャ人はスペアミントを浴槽にいれ沐浴を楽しんだとされ、口腔ケアにも古くから使用さていました。歯磨き粉の香り付けや、ハーブティー、モヒートなどのドリンクの味付けに使われたり、サラダや肉料理に添えられたりします。
スペアミントの特徴
スペアミントは草丈30-60cm程度の多年生草本で、葉にギザギザの切込みがあり、これが槍(スペア)に見えることからスペアミントと呼ばれています。夏から秋にかけて茎の先端に白から淡紫色の花を多数つけます。スペアミントには、メントールが殆ど含まれていない代わりに、「カルボン」という甘い香りを持つ成分が多く含まれているので、ソフトな清涼感の中にほのかな甘みや苦みがある香りが特徴です。
基本情報
香りの系統:ハーブ系
- 精油名
- スペアミント
- 学名/科名
- Mentha spicata/シソ科
- 抽出部位
- 全草
- 抽出方法
- 水蒸気蒸留法
- 産地
- ヨーロッパ、アメリカ、インド、中国
- 香り
- ほんのり甘くフレッシュなミントの香り
- 主な成分
- カルボン(~60%)、リモネン、酢酸ジヒドロ酢酸カルビル、メントンetc
- ノート
- トップ
ブレンド相性の良い精油
柑橘系、フローラル系、ハーブ系、樹木系の精油と調和します。特にオレンジ、ラベンダー、ユーカリなどとブレンドの相性が良いです。
*精油にまつわる注意事項
トリートメントなど精油を皮膚に使用する場合は刺激が強めなので低濃度で使用しましょう。
主な効果・効能
❖こころに
*集中力アップ*疲労回復など
すっきりとした香りは頭をクリアにして集中力を高めてくれます。また心身を活性化してくれます。
❖からだに
*抗炎症*消化促進*刺激など
のどの痛みなど呼吸器系の症状には蒸気吸入を行うと効果的です。また食欲が無いときや消化不良など消化器系の不調にも良いとされています。乗り物酔いの解消にもおすすめです。
❖くらしに
*抗菌*虫除け*消臭など
抗菌作用から、雑菌からくるニオイ対策にも効果的です。アロマスプレーにして、キッチン、生ごみ、部屋干し臭など、ニオイの気になる所にスプレーして使用するとすっきり消臭できます。また昆虫忌避作用があり特にゴキブリなどの虫除け効果も期待できるとされているので、キッチン回りなどにスプレーして使用するのも良いでしょう。
スペアミント精油おすすめの使い方
ニオイの気になる所にスプレーして消臭、衣類やハンカチにスプレーして気分転換に。また就寝前のシーツや枕などにスプレーしてゆったりリラックスに。
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※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら