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【精油の辞典】マジョラム精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
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沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《マジョラム精油》マジョラム精油(別名:スイートマジョラム)は温かみがあり甘くややスパイシーな香りが特徴で、リラックスしたいときにとても効果的な精油です。副交感神経に働きかけて、自律神経を整えてくれるので、心身のバランスを保つための手助けをしてくれます。また身体を温める作用や鎮痛・鎮痙作用があるのも特徴で、冷えの緩和や肩凝り、頭痛などの痛みの緩和にも良いとされています。
- ・ストーリー
- ・マジョラムの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・マジョラム精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
学名のOriganumはギリシャ語で「山の喜び」の意味があり、幸せを象徴し、長寿を与えるバーブとされてきました。
料理用のハーブとしてなじみのあるマジョラム(別名:スイートマジョラム)は、地中海東部が原産地で、現在は中央ヨーロッパ、南ヨーロッパ、北アフリカなどで栽培されています。何千年もの間、薬草として使われており、とくに古代ギリシャで愛用されていました。薬草として重宝されているのは、その回復作用、加温作用、リラックス作用のためです。
マジョラムの特徴
マジョラムは、オレガノなど同じ属の他の種と区別するためスイート・マジョラム (sweet marjoram)、あるいはノッテッド・マジョラム (knotted marjoram) とも呼ばれています。寒さに弱い地中海地方の多年草で、60cmほどの草丈に育ちます。マジョラム精油は、リラックスしたいとき、不安を感じるときにおすすめです。また心身のこわばりを温めて緩和するため、冷えの緩和にも効果的です。咳や気管支炎、呼吸器の感染症を緩和するとも言われています。
基本情報
香りの系統:ハーブ系
- 精油名
- マジョラム
- 学名/科名
- Origanum majorana/シソ科
- 抽出部位
- 葉
- 抽出方法
- 水蒸気蒸留法
- 産地
- 地中海沿岸
- 香り
- 温かみがあり、甘くややスパイシーな香り
- 主な成分
- テルピネン-4-オール(~25%)、γ-テルピネン、cisツヤノールetc
- ノート
- ミドルノート
ブレンド相性の良い精油
柑橘、フローラル、樹木、ハーブ、スパイス系の精油と調和します。特にマンダリン、ネロリ、ゼラニウム、ユーカリ、フランキンセンスなどと好相性です。
*精油にまつわる注意事項
車の運転時などは使用を避けましょう。
トリートメントなど皮膚に直接塗布する場合、妊娠初期の使用は避ける。
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主な効果・効能
❖こころに
*鎮静*神経強壮*自律神経調整など
ゆっくりリラックスしたい時や、不安を感じるとき、おやすみ前のひとときにおすすめです。
❖からだに
*鎮痛・鎮咳*抗菌*抗炎症*血行促進など
ストレスからくる頭痛に対して有効であるとされ、身体を温めてくれるので、冷えやむくみの緩和にもおすすめです。また咳や気管支炎、呼吸器の感染症を緩和するのに良いと言われています。
❖くらしに
・喉の痛みや咳の緩和に
コップにお湯100mlに精油を1~2滴ほどいれて、蒸気吸入する。
・体を温める
湯船にバスオイルとして、ベースオイル(植物油)と精油1-5滴加え入浴する。
・マスクの抗菌に
アロマスプレーとしてマスクにスプレー
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マジョラム精油おすすめの使い方
・おうち時間のリラックス、快眠、マスクの消臭・抗菌に
アロマディフューザーでお部屋をリラックス空間に。ベッド周りのリネン類にスプレーしておやすみ前の快眠に。マスクの外側にスプレーすることで、リラックス・消臭・抗菌対策にも。
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おやすみ前に。優しい甘さで心落ち着く香り
※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら