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【精油の辞典】プチグレン精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
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沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《プチグレン精油》ミカン科の常緑樹であるビターオレンジの枝と葉から抽出される精油です。フレッシュな柑橘と若々しい木々の香りを併せ持った爽やかな香りが特徴的なプチグレンは、甘みがないため男性にも好まれる香りです。エステル類とリナロールが多く含まれているので緊張感や不安感が解けないときに役立ちます。
- ・ストーリー
- ・プチグレンの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・プチグレン精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
ミカン科の常緑樹であるビターオレンジ(和名:橙-だいだい-)の枝と葉から抽出される精油です。花からはネロリ、果皮からはビターオレンジの精油が採れますが、香りは全く違います。プチグレンとはフランス語で「小さな粒」という意味を持ち、もともとオレンジの葉ではなく未成熟の粒のような果実から抽出していたことが由来しているようです。プチグレンの精油は、今日では製薬業界や香水業界でも広く使われています。
プチグレンの特徴
プチグレンの抽出されるビターオレンジは、白く美しい花をつける高さ5mほどの常緑樹で、現在ではフランス、スペイン、イタリアなどが主な産地となっています。150kgの葉枝から約1kgの精油が採れます。
フレッシュな柑橘と若々しい木々の香りを併せ持った爽やかな香りが特徴的なプチグレンは、甘みがないため男性にも好まれる香りです。エステル類とリナロールが多く含まれているので緊張感や不安感が解けないときに役立ちます。
基本情報
香りの系統:ウッディ系
- 精油名
- プチグレン
- 学名/科名
- Citrus aurantium/ミカン科
- 抽出部位
- 枝、葉
- 抽出方法
- 水蒸気蒸留法
- 産地
- フランス、スペイン、イタリアなど
- 香り
- フレッシュで、少し青っぽい爽やかな香り
- 主な成分
- 酢酸リナリル(50%~)、リナロール、リモネンetc
- ノート
- トップ
ブレンド相性の良い精油
ほとんど全ての精油と調和します。ブレンドエンハンサーとして使用すると良いでしょう。
*ブレンドエンハンサー:ブレンドの香りを良くする為に加える精油のこと。
*精油にまつわる注意事項
特になし
主な効果・効能
❖こころに
エステル類とリナロールが多く含まれているので、緊張や不安感が解けずにいる時に香りを嗅ぐと、リラックス感を得られるでしょう。またウッディ調のスッキリとした香りは心を高揚させてくれる作用も期待できるので、リフレッシュしたいときにもおすすめです。
❖からだに
ネロリ同様に鎮痙作用が期待できるので、ストレス性の便秘や下痢、胃腸の働きの不調を和らげ、消化不良や腹痛、胃痙攣などにも作用すると言われています。
また、雑菌の繁殖を抑えることでデオドラントにも役立つと言われており、汗をかきやすい人などにおすすめです。オレンジ精油などとブレンドし、アロマバスとしてバスソルトや植物油で希釈して使用すると爽やかな気分に。
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プチグレン精油おすすめの使い方
不安や緊張を感じる時や心を落ち着かせたい時にスプレーしたり、お部屋に香りを広げるのもおすすめです。
※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら