ハッカ油は虫除けやマスクにも使えて万能!簡単に使える活用法をご紹介
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スッキリした清涼感ある香りのハッカ油は、いわゆるミントの一種で、日本に自生している和種薄荷(わしゅはっか)精油のこと。体感温度を下げ、涼しさを運んでくれる香りで、いろいろ役立つ万能アイテム。ハッカ油にはメントールという成分が多く含まれており、冷却・抗菌・消臭作用のほか、虫除けなど様々な用途に活用できます。今回はハッカ油の特徴とくらしに役立つ活用法、簡単に使えるアイテムをご紹介します。
◆ハッカってどんなもの?ミントとの違いは?
・ハッカとは
ハッカという言葉は和種薄荷(ニホンハッカ)、西洋薄荷 (ペパーミント)、緑薄荷(スペアミント)というように広い意味ではミント類全般を示します。
ミントはシソ科のハッカ属(メンタ属、ミント属)の植物の総称で、全世界で栽培される多品種のハーブです。
一般的に日本で「ハッカ」と呼ぶ場合は和種薄荷(わしゅはっか)の事を差します。
ハッカ油の特徴として、スッキリとした清涼感ある香りの精油にはメントールという成分が65%以上とミントの中でも最も多く含まれており、ペ パーミント精油の場合は約50~ 60 %程度の含有量になります 。スペアミントにはほとんど含有されていません。
・ミントの種類
ミントは含まれている成分から、主に精油では「ペパーミント」「スペアミント」、そして「和種薄荷」の3種類に分けることができます。3種の特徴とまとめると以下のようになります。
和種薄荷
【学名】Mentha arvensis(Mentha canadensis)
【科名】シソ科
【抽出部位】全草
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【香りの強弱】強い
【ノート】トップノート
【主成分】 ℓ-メントール、メントン、リモネンなど
【主原産地】日本・インド・北米・ブラジル・ヨーロッパ
メントールと呼ばれる主成分が、ハッカ草の中で最も多く「65~85%」を含有し、メントフランを含まないことでペパーミントとは区別されています。濁りのない スーッとした香りで、古くから胃腸薬や鎮痛薬、香料として使用されてきました。和種薄荷の精油は 10 ℃程度の低温で容易に結晶ができ、これをろ過または遠心分離すると「ハッカ脳」が得られます。この「ハッカ脳」という結晶は、ほぼメントールの塊で、食品や医薬品、化粧品、たばこ、歯磨き粉など幅広く利用されています。
ペパーミント
【学名】Mentha piperita
【科名】シソ科
【抽出部位】全草
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【香りの強弱】強い
【ノート】トップノート
【主成分】 ℓ-メントール、ℓ-メントン、メントフラン、1,8-シネオール、酢酸メンチル、ネオメントールなど
【主原産地】アメリカ・インド・地中海沿岸・ヨーロッパ・ロシア
ハッカと言えば「ペパーミント」と言われる程、ミントの代名詞となった代表種で、スペアミントとウォーターミントの交配により出来たと言われいます。無色~淡黄色でやや甘い香りと共にフレッシュで爽やかなミントの香りで、清涼感を出すメントールは「50~60%」含まれておりガムや歯磨き粉などの口周りのケア用品として、またチョコレートやアイスクリームなどのフレーバーとしてもよく使われています。
スペアミント
【学名】Mentha spicata
【科名】シソ科
【抽出部位】全草
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【香りの強弱】中~強め
【ノート】トップノート
【主成分】 ℓ-カルボン、リモネン、1.8-シネオール、ミルセンなど
【主原産地】アメリカ・インド・ヨーロッパ・ロシア
ヨーロッパ・アメリカで料理に使う「ミント」と言えばこれをさす程、一般的な品種です。日本では「緑ハッカ」とも言われています。古代ギリシャ人はスペアミントを浴槽にいれ沐浴を楽しんだとされ、口腔ケアにも古くから使用さていました。「スペアミント」には、メントールが殆ど含まれていない代わりに、「カルボン」という甘い香りを持つ成分が多く含まれているので、ソフトな清涼感の中にほのかな甘みや苦みがある香りが特徴です。一般的に、ハーブティーやモヒートなどのドリンクの味付けに使われたり、サラダや肉料理に添えられたりします。
◆ハッカ油の簡単活用方法
メントール成分を多く含むスーッとした香りのハッカ油の特徴を生かした活用方法をご紹介します。
虫除けとして
ハッカ油に含まれるメントールには昆虫忌避作用もあり、ミント類でも最も高いメントール含有量を持つハッカ油は虫除けにも利用されています。蚊などをはじめブヨ、アブ、ゴキブリ避けとして効果が期待されており、アウトドアで虫除けスプレーとして、また台所やゴミ箱など虫が集まりやすいところにスプレーしたり、ゴキブリが潜みそうな棚下・隙間などにお茶パックや小皿などに重曹とハッカ油を数滴たらして置いて虫除け対策するのもおすすめ。
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マスクのニオイ、涼感対策に
ハッカ油のメントール成分には冷却作用があり体感温度を下げる働きがあります。
マスクの外側にハッカ油入りのスプレーをすることで、スッとした香りと共にひんやり涼感も感じられるでしょう。
また消臭・抗菌・収斂作用があるので、マスク特有の気になるニオイの消臭や感染対策、花粉症状などでの鼻詰まりの解消にもおすすめです。
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ハンカチやティッシュに吹きかけリフレッシュに
ハッカ油を入れたスプレーをハンカチやティッシュにひと吹きするだけで一瞬んで気分が爽やかになれ、気持ちがリフレッシュできます。スプレータイプであれば持ち歩きができて外出先でも手軽に使えて便利です。またメントール成分には胃の働きを活発にする働きもあるので、消化不良、二日酔いの時に嗅ぐのも良いでしょう。
お掃除に
ハッカ油は抗菌・消臭作用があるのでお部屋の掃除にも活用することが出来ます。キッチン回りやお部屋にハッカ油を入れたスプレーをして消臭したり、床のふき掃除にハッカ油を1滴、床拭きシートに染み込ませて床拭き。爽やかな香りがお部屋に広がります。
入浴剤として
冷房や冷たいものを食べて身体が冷えた時などに、夏でもお風呂で身体を温める事も必要ですね。そんな時はハッカ油の冷感作用を活用してみるのも良いでしょう。実際に体が冷えるのではなく、脳が冷たいと感じている状態(体感温度を下げる)にしてくれるので爽快感を感じれて、お風呂上りも快適に過ごせるでしょう。ハッカ油を湯船に1滴垂らして入浴しましょう。(香りが強いので入れすぎないように注意しましょう。)
シャンプーやボディーソープに
メントールの抗菌・消臭作用はお肌を清潔に保ち、ニオイの予防にも役立ちます。市販品の歯磨き粉や石けん、シャンプーの原料としても活用されています。
シャンプーやボディソープに1滴のハッカ油を垂らして使用すると爽やかに香り清涼感を感じれます。(入れすぎないように注意しましょう。)
アロマディフューザーで芳香浴
ハッカ油の香りは、清涼感ある香りで頭をスッキリさせ、心を前向きにリフレッシュできる効果が期待できます。またリモネンも含まれているため、イライラやストレスなどを和らげリラックスする働きも期待でき、心のバランスを整えるのに役立ちます。
暑い日の涼感対策にお部屋に香らすのも良いでしょう。
ハッカ精油は香りが強い為、他の精油とバランスよくブレンドして使用するのもおすすめです。
◆気軽に使えるアロミックスタイルのアロマアイテム
アロミックスタイルの提供するアロマスプレーシリーズは、天然精油と植物性エタノールだけを使った天然100%アロマスプレー。しかもメーカー直販ならではのリーズナブル価格が魅力です。「ハッカ精油入り」ブレンドのスプレーは様々な用途にも使えるので一本買っておけば色々と活用できますね。
虫除けスプレー『アンチバグプレミアム』
虫除けアロマとしてご好評いただいています『アンチバグプレミアム』にもペパーミントの他9種の虫除け効果のある精油を配合しており、さわやかな香りでお家でもアウトドアにも大活躍!アロマスプレーなら野外にも持ち歩けていつでも虫除けできます。もちろん、こちらのスプレーは虫除け以外にもお掃除や、防虫、消臭用途にもお使いいただけます。
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