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【精油の辞典】ジュニパー精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
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沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《ジュニパー精油》ジュニパーは、甘さと苦みを含んだ爽やかなウッディ調の香りで、古くから浄化作用があると知られており、むくみ軽減や心身のデトックス、疲労回復やリフレッシュにもおすすめの精油です。またお酒のジンの香り付けとしても有名です。
- ・ストーリー
- ・ジュニパーの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・ジュニパー精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
ジュニパーは薬草の中でも古い歴史を持ち、人が最初に利用した植物の一つと言われています。古くから、その芳香と殺菌作用により魔除けとして用いられたり、宗教儀式で焚かれていました。また多くの伝染病に医療上の役割を果たしてきたとも言われています。
ジュニパーの特徴
日本ではセイヨウネズと呼ばれる常緑樹で、幹は赤みがかかっており葉は針のような形をしています。小さな黄色の花を咲かせ、青色または黒色の液果を実らせます。精油は名前の通りジュニパーベリーから抽出されますが、実だけでなく葉や小枝からも精油は作られています。果実のみから得られる精油は「ジュニパーベリー」と呼ばれ、葉や小枝も一緒に蒸留された精油は「ジュニパーブランチ」と呼ばれて区別されています。ただジュニパーブランチは、あまりポピュラーではないため単に「ジュニパー」と呼ぶ場合もジュニパーベリーのことを指すのが一般的です。
甘さと苦みを含んだ爽やかなウッディ調の香りで、古くから心身の浄化作用があると知られており、むくみ軽減や心身のデトックス、疲労回復やリフレッシュにもおすすめの精油です。
基本情報
香りの系統:樹木系
- 精油名
- ジュニパー、ジュニパーベリー
- 学名/科名
- Juniperus communis/ヒノキ科
- 抽出部位
- 果実(液果)
- 抽出方法
- 水蒸気蒸留法
- 産地
- イタリア、ハンガリー、インドなど
- 香り
- 甘さと苦みを含んだ爽やかなウッディ調の香り
- 主な成分
- α-ピネン(~40%)、β-ピネン、ミルセン、サビネンetc
- ノート
- トップ~ミドル
ブレンド相性の良い精油
柑橘系、樹木系の精油とよく調和します。
*精油にまつわる注意事項
トリートメントなどに使用する際は刺激が強めなので妊娠中は避けましょう。
主な効果・効能
❖こころに
*リラックス*リフレッシュ*神経強壮など
心身の浄化を助けてくれる精油で、ウッディ調の爽やかな香りは気持ちを落ち着かせてリフレッシュさせてくれます。また頭をクリアにスッキリとさせてくれるので、集中力アップにもおすすめです。
❖からだに
*浄化*利尿*鎮痛*通経*抗感染など
利尿や発汗を促し、体に溜まった老廃物を出すデトックス効果がるため、むくみの予防やダイエットにもおすすめです。また腹痛、筋肉痛、生理痛などの鎮痛作用もあり痛み緩和が期待できるので、アロマバスやオイルマッサージに使用すると良いでしょう。
❖くらしに
*抗菌*抗ウイルス*空気の浄化*虫除けなど
抗菌・抗ウイルス作用がありニオイの元を消臭してくれるので、アロマスプレーとして気になる箇所に使用すると良いでしょう。またアロマディフューザーで香りを拡散すると空気の浄化にも役立ちます。ジュニパーの香りは虫が嫌がる香りとして、虫除けや防虫としても活用できます。
ジュニパー精油おすすめの使い方
衣類や足元にスプレーしたり香りを芳香させて虫除け対策に。またディフューザーで香りを拡散させてリラックス・リフレッシュに。
※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら