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【精油の辞典】ネロリ精油の効果・効能・おすすめの使い方

精油辞典

沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。

《ネロリ精油》ミカン科の常緑樹であるビターオレンジ(和名:橙-だいだい-)の花から抽出される精油です。枝と葉からはプチグレン、果皮からはビターオレンジの精油が取れますが香りは全く違います。ネロリは上品でややウッディなフローラルシトラスの香りで“天然の精神安定剤“と呼ばれるほど心に強く働きかけ、不安を鎮め幸福感を与えてくれます。

ストーリー

ネロリの名前は17世紀イタリアのネロラ公国の公妃、アンナ・マリアがネロリの精油を香水として愛用しており、それがネロリという名の由来になったといわれています。あのナポレオンやゲーテも愛用したといわれる、世界最初の香水「ケルンの水」のベースにもなっているそうです。
香水業界では、ローズ、ジャスミンとともに古くから重用され、最も頻繁に使用されてきました。

ネロリの特徴

ネロリは、ミカン科の常緑樹であるビターオレンジ(和名:橙-だいだい-)の花から抽出される精油です。枝と葉からはプチグレン、果皮からはビターオレンジの精油が取れます。開花したばかりの花をひとつ一つ手で採取して生産するため、約1トンの花からわすか約1kgしか抽出することができません。

上品でややウッディなフローラルシトラスの香りは“天然の精神安定剤“と呼ばれるほど心に強く働きかけ、不安を鎮め心を穏やかにし幸福感を与えてくれます。深いリラックス感を与えてくれるので、就寝前に楽しむ香りとしてもおすすめです。また皮膚細胞の成長を促進する作用が期待できると言われており、スキンケアにもおすすめです。皮膚刺激や光感作も心配が無いので、安心して使用できる精油です。

基本情報

香りの系統:フローラル系iconfloral


精油名

ネロリ

学名/科名

Citrus aurantium/ミカン科

抽出部位


抽出方法

水蒸気蒸留法

産地

フランス、スペイン、チュニジアなど

香り

上品でややウッディなフローラルシトラスの香り

主な成分

リナロール(~50%)、β-ピネン、酢酸リナリル、ネロリドールetc

ノート

ミドル

ブレンド相性の良い精油

柑橘、フローラル、ハーブ、樹木、樹脂、スパイス系の精油と調和します。特に柑橘系、クラリセージ、ジャスミン、ラベンダー、ローズマリーなどとブレンドするとよく調和します。

*精油にまつわる注意事項
特になし

主な効果・効能

❖こころに

*鎮静*抗うつ*神経強壮など
“天然の精神安定剤”と呼ばれるほど心に強く働きかけ、不安を鎮め心を穏やかにし幸福感を与えてくれます。深いリラックス感を得られるので、就寝前に楽しむ香りとしてもおすすめです。

❖からだに

*鎮痙*皮膚再生*抗炎症など
ストレス性の便秘や下痢、胃腸の働きの不調を和らげ、消化不良や腹痛、胃痙攣などにも作用すると言われています。
また、乾燥、老化した肌やシワのトリートメントに適していて、古くなった角質を取り除きお肌を活性してくれる作用が期待できるので、エイジングケアとしてマッサージオイルに取り入れてみると良いでしょう。

ネロリ精油おすすめの使い方


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不安や緊張を感じる時や心を落ち着かせたい時に、空間やハンカチなどにスプレーして使用するのがおすすめです。

フローラル系精油一覧
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※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら

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