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【精油の辞典】パチュリ精油の効果・効能・おすすめの使い方

精油辞典

沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。

《パチュリ精油》パチュリは、別名パチョリ、また漢方ではカッコウ(霍香)とも呼ばれ、古くから薬や入浴剤の薬草として用いられてきました。生の葉は香りが薄く、葉を発酵させて精油を抽出します。湿った土のような落ち着いた香りは、深いリラックス効果があるとされ、不安やストレスを暖和し心を鎮めてくれる香りです。

ストーリー

パチュリは、インドのタミール語で"緑の葉"を意味する「パッチャ・イライ」が元になっていると言われ、古くから薬や入浴剤の薬草として用いられてきました。インドでは衣服の香り付けにも使用したり、乾燥させた葉が衣服の防虫剤しても活用されていたそうです。ヨーロッパでは豪華な香りとしてイメージされ、エキゾチックな文化を象徴するような香りでした。

パチュリの特徴

パチュリは、別名パチョリ、また漢方ではカッコウ(霍香)とも呼ばれています。インド原産の多年草で60~90cmほどの草丈に育ち、冬に紫がかった白い花を咲かせます。生の葉は香りが薄く、葉を発酵させ精油を抽出します。湿った土のような落ち着いた香りは、深いリラックス効果があるとされ、不安やストレスを暖和し心を鎮めてくれる香りです。

基本情報

香りの系統:オリエンタル系iconoriental


精油名

パチュリ

学名/科名

Pogostemon patchouli/シソ科

抽出部位

葉、枝

抽出方法

水蒸気蒸留法

産地

インドネシア、インド、マレーシアなど

香り

スモーキーでやや甘さのある土のような香り

主な成分

パチュロール(~40%)、αーブルセネン、βーパチュレンetc

ノート

ベース

ブレンド相性の良い精油

全ての精油と広く調和します。特に甘めのフローラルと好相性です。葉を発酵させてできる個性的な香りなので、時間をおいて熟成させるとより香りが良くなるので、ブレンドの際は少量ずつ使用すると良いでしょう。

*精油にまつわる注意事項
特になし

主な効果・効能

❖こころに

鎮静、強壮作用など
地に足が着いたような安定感と落ち着きのあるしっとりとした土の香りは、心を落ち着かせ、深いリラックス感を与えてくれます。そのため心が不安定になったり、イライラした時などにおすすめの香りです。

❖からだに

健胃、抗炎症、収れん、静脈強壮作用など
スキンケアにとても有用で、保湿、収れん作用があるので、ドライスキンや肌の老化(アンチエイジング)に、他精油とブレンドしてクリームやローションにして使用するのがおすすめです。また、静脈瘤やむくみなどに、ブレンドしてマッサージするのも良いでしょう。

❖くらしに

防虫、抗菌、抗真菌作用など
虫を寄せ付けない防虫作用があるので、コットンに精油を一滴含ませて、タンスや引き出しなどに入れておくと効果的です。(香りが強めなので苦手な方は、ブレンドして使用しても良いでしょう)

パチュリ精油おすすめの使い方


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心を落ち着かせてゆったりとした時間を過ごしたい時に。お休み前に。

オリエンタル系精油一覧
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※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら

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