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【精油の辞典】サンダルウッド精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
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沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《サンダルウッド精油》サンダルウッドはウッディーでエキゾチックな香りが特徴で、香りが長持ちするのも魅力。深く心を鎮めてリラックスさせてくれるため、古くからインドの寺院で瞑想時の薫香として使われていることでも有名です。緊張や不安を感じたときや、心地良く眠りたいときにおすすめの香りです。
- ・ストーリー
- ・サンダルウッドの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・サンダルウッド精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
サンダルウッドは日本では「白檀(ビャクダン)」の名で親しまれており、香道の世界で良く使用されています。その他扇子や薬用、香料用、仏像や仏具、建築にも使用されてきました。この木は絶滅危惧種で、特にインドのマイソール産のは希少な精油です。過度な伐採により貴重な植物となったため、現在はお香や精油の生産など、限られた用途にのみ使用されています。香水業界ではよく偽和(精油に安価な別の精油や合成物質を混ぜること)されることがあります。
サンダルウッドの特徴
サンダルウッドは熱帯性の常緑高木で、高さは9m程になり、紫色の花を咲かせます。約60年かけて成木になるサンダルウッドの芯材から水蒸気蒸留して抽出し、約50kgの心材から1kgの精油が採れます。ウッディーでエキゾチックな香りが特徴で、香りが長持ちするのも魅力。深く心を鎮めてリラックスさせてくれるため、古くからインドの寺院で瞑想時の薫香として使われていることでも有名です。緊張や不安を感じたときや、心地良く眠りたいときにおすすめの香りです。
基本情報
香りの系統:オリエンタル系
- 精油名
- サンダルウッド
- 学名/科名
- Santalum album/ビャクダン科
- 抽出部位
- 木(心材)
- 抽出方法
- 水蒸気蒸留法
- 産地
- インド、スリランカ、オーストラリアなど
- 香り
- ウッディで甘くエキゾチックな香り
- 主な成分
- α-サンタロール(~60%)、β-サンタロール(~30%)、ヌシフェロールetc
- ノート
- ベース
ブレンド相性の良い精油
シトラス、フローラル、ハーバル、ウッディ、スパイス系の精油と広く調和します。
*精油にまつわる注意事項
特になし
主な効果・効能
❖こころに
*鎮静*神経強壮*抗うつなど
穏やかで持続するお香のような香りは、頭痛や不眠など神経系の興奮を冷まし、心地よい状態を作り上げる効果があるため、不安な気持ちを落ち着けストレスを和らげてくれます。
❖からだに
*消炎*鬱血除去*鎮咳など
血流を良くしてくれるので冷え・むくみを改善するのと共に熱を発散して冷ましてれます。アロマトリートメントにブレンドして使用すると良いでしょう。また呼吸器系の喉の痛みや咳などにも効果が期待できます。
❖くらしに
*抗菌*抗真菌*抗感染など
抗感染作用があるので、アロマディフューザーなどで空間に香りを拡散することで感染対策として活用できます。サンダルウッド同様のリラックス作用のある精油とブレンドして寝室に使用するのもおすすめです。
サンダルウッド精油おすすめの使い方
寝具や衣類にスプレーして心を静めて快眠タイムに。またディフューザーで香りを拡散させて心地よくリラックスタイム。
※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら