【精油の辞典】グレープフルーツ精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
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沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《グレープフルーツ精油》グレープフルーツは、ほどよい苦みを含んだフレッシュで爽やかな香りで、気分を明るくリフレッシュしてくれます。交感神経を活発にし代謝や血行を良くしてくれるので、ダイエットのサポートにも役立つと言われています。また、含まれる成分「リモネン」の効果により油汚れの多いキッチン周りやお部屋の拭き掃除にも役立ち、消臭にもおすすめです。
- ・ストーリー
- ・グレープフルーツの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・グレープフルーツ精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
グレープフルーツの「グレープ」は果実が木にぶどうのようになっていることから名付けられました。学名の「paradisi」は「楽園」を意味する言葉であり、その名の通り、気分を高めてくれるフレッシュな香りです。
最初に発見されたのは18世紀カリブの島で、ポメロとスイートオレンジの自然交配種として確認されました。現在ではアメリカ、南米、カリブなどで栽培されており、化粧品や香水などの香り付けにも使用されています。
グレープフルーツの特徴
グレープフルーツは、ほどよい苦みを含んだフレッシュで爽やかな香りで、気分を明るくリフレッシュしてくれます。
主な成分の「リモネン」や「ヌートカトン」には、交感神経を活発にし、食欲抑制・代謝アップ・脂肪燃焼促進などの作用が期待できます。血行や老廃物の排出も促進してくれるのに役立つため、むくみやセルライトが気になる人にも良いとされています。
基本情報
香りの系統:柑橘系
- 精油名
- グレープフルーツ
- 学名/科名
- Citrus paradisi/ミカン科
- 抽出部位
- 果皮
- 抽出方法
- 圧搾法
- 産地
- アメリカ、南米、南アフリカ共和国など
- 香り
- ほどよい苦みを含んだフレッシュで爽やかな香り
- 主な成分
- リモネン(~90%)、β-ミルセン、α-ピネン、ヌートカトンetc
- ノート
- トップ
ブレンド相性の良い精油
殆ど全ての精油と調和します。
*精油にまつわる注意事項
トリートメントなど、精油を皮膚に使用する場合は敏感肌の方は低濃度で使用しましょう。また光感作の可能性があるので皮膚に使用後は、日光に当たらないようにしましょう。
主な効果・効能
❖こころに
*高揚*神経強壮*抗うつ*鎮静など
フレッシュで爽やかな香りは、気分を明るくリフレッシュしてくれます。また、落ち込んだ気持ちや不安感、緊張感を和らげたいときにおススメの香りです。
❖からだに
*強壮*鎮痛*刺激(消火器、リンパ系)など
血行やリンパの流れを良くし、老廃物の排出を促進してくれるので、むくみや肥満、セルライトの予防などに良いとされています。また消化を促す作用がある為、便秘や二日酔いの解消にもおすすめです。
❖くらしに
*抗菌*消臭*空間浄化など
抗菌作用から、雑菌からくるニオイ対策にも効果的です。アロマスプレーにして、キッチン、生ごみ、部屋干し臭など、ニオイの気になる所にスプレーして使用するとすっきり消臭できます。また、リモネンは油と良くなじむので、コンロやレンジ内の油汚れに効果を発揮してくれます。食器などにこびりついたシールを剥がすのにスプレーして暫く置くと綺麗に取れたり、油性ペンやクレヨンの落書きなどもきれいに落とせます。
グレープフルーツ精油おすすめの使い方
気分のリフレッシュ、気になるニオイの抗菌・消臭に
爽やかなグレープフルーツの香りはリフレッシュできるので、日中のリビングなどにおすすめ。
また、キッチン、生ごみ、部屋干し臭など、ニオイの気になる所には消臭スプレーとして。
暮らしの中のニオイを柑橘の香りで消臭できます。
ディフューザーやクラフトに使える精油
気軽に使えるアロマスプレー
※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら