香りを嗅ぐだけで食欲を抑えてくれるアロマって？

ダイエット

更新日 2023.06.01

人気急上昇中の記事：トイレ芳香剤のにおいが好きになれない…そんなときはアロマで解決！

ダイエット中に食べたいものを我慢すると、どうしてもストレスを感じてしまいます。その反動でドカ食いしてしまい、結局ダイエットに失敗した人も少なくないはず。そんなときには、アロマを上手に活用してダイエット中のストレスを軽減しましょう。アロマの中には脳に直接働きかけて食欲抑制や脂肪燃焼に役立つと言われる香りがあるのです。

脳に直接アプローチしてダイエットをサポート

懐かしい香りを嗅いだときに、昔の思い出がよみがえることはありませんか？それは、香りが脳内の記憶を司る部分に働きかけているためだといわれています。嗅覚は五感の中で唯一、脳に直接アプローチすることができるのです。その作用を上手く活用して、間食抑制や脂肪燃焼に役立つ可能性があるのがアロマです。

例えばバニラの甘い香りを嗅ぐことで脳に「甘いものを食べている」と錯覚させ、間食抑制にアプローチできます。
他にも、血行促進や老廃物の排出を促したり、新陳代謝を高める効果が期待できるアロマも存在します。それらのアロマを上手く活用すれば、ダイエットが成功する確率が高まるかもしれません。

アロマで自律神経を整え、満腹中枢をコントロール

私たちは脳の満腹中枢から信号を受け取ることで「満腹感」を感じ、脳の摂食中枢から信号を受け取ることで「食欲」を感じます。満腹中枢と食欲中枢は自律神経にコントロールされているため、自律神経が乱れると満腹感が得られなかったり食欲が増したりと、ダイエットに悪影響を与えてしまう可能性があります。

アロマには自律神経を司る視床下部などにアプローチすることで、自律神経のバランスを整えてくれる働きが期待できます。

さらにアロマの中には、交感神経を刺激してくれると言われるタイプもあります。
自律神経には交感神経と副交感神経が存在しますが、交感神経には脂肪を燃焼させたり食欲を抑えたりする働きがあります。つまりアロマによって交感神経を刺激できれば、食欲が低下して脂肪が燃焼しやすい状態になるため、よりスムーズにダイエットができる可能性があるのです。

ダイエットに貢献してくれるアロマの種類は？

ダイエットにおすすめのアロマを具体的に紹介します。

❖グレープフルーツ

グレープフルーツには交感神経を活発にする「ヌートカトン」や「リモネン」という成分が含まれており、食欲抑制・代謝アップ・脂肪燃焼促進などの作用が期待できます。血行や老廃物の排出も促進してくれるのに役立つため、むくみやセルライトが気になる人にもおすすめです。

❖オレンジ

オレンジにも交感神経を活発にする「リモネン」という成分が多く含まれており、食欲抑制・代謝アップ・脂肪燃焼促進などの作用が期待できます。（某テレビ番組でもみかんの皮を嗅ぐだけで肥満改善が期待！？という特集していました）

❖バニラ

バニラの甘い香りを嗅ぐことで脳に「甘いものを食べている」と錯覚させ、間食を抑制することができます。空腹で眠れないときにバニラの香りを嗅げば、気持ちが落ち着いて、ストレスを緩和させることができるそうです。

❖ペパーミント

某大学の研究では、ペパーミントの香りを嗅ぐことで空腹を感じにくくなったという結果が出たそうです。ペパーミントの爽快な香りが、食欲を紛れさせてくれるのではないかといわれています。

❖ローズマリー

ローズマリーにはいくつか種類がありますが、中でも「ベルべノン」には脂肪燃焼を促すケトン類が多く含まれています。脂肪は運動後に燃焼しやすいといわれているので、運動後にベルべノンの香りを嗅いでみましょう。

手軽に使えるアロマスプレーで間食を抑制！

「アロマを使ったダイエットに挑戦したいけど、アロマを普段使ったことがない…」という人におすすめなのが、手軽に使えてリーズナブルな価格で手に入るアロマスプレーです。空間に吹きかけたり、ハンカチにスプレーして香りを嗅いだりしてもOK。火や水を使わないので、忙しい人でも無理なく使用できます。

グレープフルーツとオレンジの香りで脂肪燃焼に役立てる

グレープフルーツやオレンジに含まれる”リモネン”という成分が体温を高め、代謝を上げ、脂肪燃焼を促してくれると言われています。また「血液やリンパの流れを促進」して「老廃物や余分な水分を排泄」する働きがあると言われ”むくみ対策”や”セルライト対策”としても役立ちます。

嗅ぐだけで痩せる！・・・というよりもストレスを溜めず、且つ痩せやすい身体をサポートするという事がポイントになると思います。これまで食事制限によるダイエットに何度も失敗した人は、アロマの力を少し借りてみてはいかがでしょうか？