香りの効果でストレスを上手に軽減~心の疲れを癒してくれるアロマを選ぼう~
ストレス
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日々の生活や仕事に追われたり、人間関係で悩んだり、現代人なら多少なりとも抱えているストレス。最近ではそんなストレスを和らげるために、アロマテラピーを楽しむ人が増えているそうです。
今回はアロマがストレスに与える効果や、アロマを使ってストレスを軽減するための具体的な方法、上手な精油の選び方などを紹介します。
- ・脳のα波を増やしてくれる香りでストレスを解消!
- ・心地よい香りでストレスや疲れを癒してくれるアロマテラピー
- ・目的や気分に合わせて!ストレスを軽減したい日のアロマの選び方
- ・アロマスプレーやディフューザーで手軽にアロマライフを実現
目次
脳のα波を増やしてくれる香りでストレスを解消!
まずは、香りとストレスの関係について知っておきましょう。
世の中にはさまざまな種類の香りが存在しますが、その香りが私たちをリラックスさせてくれるか否かは、脳波の状態を測定することで確認することができるそうです。
脳が円滑にゆっくり働いている状態が最もストレスが少なく、脳がいつでも働けるようにスタンバイしている状態です。このような状態の脳波を分析してみると、α波がよく出ています。
つまりα波を増やしてくれる香りを嗅ぐ=脳・心・体がリラックスしているということです。
α波を増やしてくれる香りとして、コーヒーやウイスキーがあるそうですが、コーヒーは種類によっては逆に脳を覚醒させてしまうタイプがあるそうです。
結果としては、α波を顕著に増やしたのは、ブルーマウンテンとグァテマラの2種類のみでした。つまり、コーヒーの香りには、脳がリラックスする香りと、かならずしもそうでないものがあるのだということが脳のα波の動きからわかったのです。
とされています。
逆にタバコの臭いは、α波を減らしてしまうようです。また、私たちが暮らす空間に染み付いた臭いが、脳のα波に関係する可能性もあります。例えば天ぷらを揚げた後の油の臭いや汗の臭いが、α波を減らしてしまうことも多いそうです。
普段から清潔な室内環境を保つことも、脳をリラックスさせるためには重要ですね。
- 出典
- 「ストレスを軽減する香り 脳をリラックスさせる香りの効果とは」著者名:古賀良彦、鄭氏 76(4)2010.4 p.91~97
心地よい香りでストレスや疲れを癒してくれるアロマテラピー
生活の中でリラックスできる香りを積極的に取り入れていくのには、天然アロマ(精油)を活用するのがおすすめです。
アロマテラピーは植物から抽出した香り成分の精油(=エッセンシャルオイル)によって、心や身体のトラブルを緩和して、健康や美容をサポートしてくれる芳香療法です。
アロマの香りを嗅ぐと、芳香成分が鼻の粘膜から脳に伝わって自律神経を刺激し、それが私たちの心や身体に快・不快の感情を与えるといわれています。
さらに嗅覚は視覚や聴覚などを含む「五感」の中で、唯一「情動」(怒りや悲しみなど一時的で急激な感情の動き)に伝わるといわれています。アロマの心地よい香りを嗅ぐと、心が落ち着いてリラックスできるのも、このメカニズムによるものなのです。
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目的や気分に合わせて!ストレスを軽減したい日のアロマの選び方
●目的で選ぶ
精油には多くの種類があるのでどのような効果を得たいかによってセレクトすると良いでしょう。
例えば、リラックスしたいのか、スッキリしたいのかなど、その日の気持ちに合わせて香りを選ぶという方法があります。
・イライラした気分を鎮めたいとき…
気持ちを穏やかにしてくれる精油を。
フランキンセンスをブレンドした優しく奥深い香り
・ぐっすり眠りたいとき…
深いリラックス感をあたえてくれる精油を。
サンダルウッドをブレンドした落ち着いたフローラルウッディの香り
・不安感や心配な気持ちから解き放たれたい…
安心感を与えてくれる精油を。
ネロリをブレンドした柔らかいフローラルオレンジの香り
・落ち込んでいる気持ちを上げたい…
幸福感を与えてくれる精油を。
ローズオットーをブレンドした心満たされるフローラルの香り
・疲れた心を元気にしたい…
気持ちをリフレッシュできる精油を。
ヒノキをブレンドした呼吸を深くする爽やかな木々の香り
●香りで選ぶ
香りは大きく7つの種類に分類されます。それぞれの特徴を知って、自分が心地よく感じれて好きな香りをセレクトしてみてもよいかもしれません。
1.フローラル系…甘く華やかな香りで、女性人気の高いジャンルです。
例)ゼラニウム、ローズ、ジャスミン、ラベンダーなど
2.柑橘系…万人受けするナチュラルな香りが魅力で、アロマ初心者にもおすすめ。
例)グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ベルガモットなど
3.スパイス系…刺激のあるスパイシーな香りが特徴のスパイス系。
例)ブラックペッパー、シナモン、クローブなど
4.オリエンタル系…官能的で甘さのある香りで多くの人々を魅了します。
例)パチュリ、イランイラン、サンダルウッドなど
5.樹木系…森林にいるような心地良い気分にさせてくれます。
例)シダーウッド、ヒノキ、サイプレスなど
6.ハーブ系…爽快な香りで気分をリフレッシュさせてくれます。
例)フェンネル、バジル、ローズマリー、セージ、タイムなど
7.樹脂系…木の樹脂から採取した香料。粘度が高く、重くて甘い香りを放ちます。
例)ミルラ、フランキンセンス、ベンゾインなど
アロマスプレーやディフューザーで手軽にアロマライフを実現
「心の気分転換のためにアロマを活用しようと思うけど、精油の使い方がわからないし、準備が大変そう!」などと心配する必要はありません。手軽に使える天然精油を使ったアロマグッズを活用すれば、気軽にアロマを生活の中に取り入れることができます。
◆ハンカチやマスクに(おすすめグッズ:アロマスプレー)
アロマスプレーをハンカチやマスクの外側にシュッと吹きかけて香りを嗅ぐだけで、アロマテラピーを楽しむことができます。ストレスを感じるときや、通勤時の混雑した電車でリフレッシュしたいとき、仕事での息抜きタイムに、いつでも持ち歩けるアロマスプレーがおすすめ。
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◆芳香浴(おすすめグッズ:アロマディフューザー)
芳香浴を楽しみたいときには火や水を使わない、手間なし簡単に使えるディフューザーがおすすめ。お手入れが不要で、コードレスタイプなのでリビングや寝室はもちろん、玄関やトイレなどさまざまな場所に持ち運べるので、自由に使うことができます。
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いかがでしたか?アロマスプレーやアロマディフューザーであれば、リラックス感を得られる「心地よく香る」アイテムとして活用できますね。
ストレスは毎日のちょっとしたケアで日々のストレスが解消されることが多いようです。
これから疲れやすい季節が到来するので、アロマのパワーで日常的なストレスを上手にガス抜きして毎日を快適に過ごしましょう!