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【精油の辞典】レモン精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
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沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《レモン精油》レモン精油は、フレッシュで爽やかなレモンそのものの香りが心身をリフレッシュし、心を明るくしてくれます。また冷静になりたい時や集中したい時にも効果的で、仕事や勉強時のやる気を高めたい際にも役立ちます。さらに抗菌・抗ウイルス作用が感染対策や空気の浄化にも効果を発揮してくれます。
- ・ストーリー
- ・レモンの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・レモン精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
レモンは南インド(アッサム)原産と考えられている常緑低木で、料理をはじめ、薬用、香料用として世界中で親しまれています。アーユルベーダやヒンズー教の儀式では重要な役割を果たし、古代エジプト人は肉や魚が傷むのを防ぐためにレモンを使っていたと言われています。1世紀頃に南イタリアに伝わり、7世紀頃にはペルシア、エジプトに使用が広がったとされています。
レモンの特徴
爽やかな香りと強烈な酸味が特徵のレモンですが、精油は果物よりもマイルドでクリアな印象の香りで、芳香成分の主成分はリモネンで約70%を占めます。リモネンを多く含む柑橘系の精油はリラックス作用をする精油が多い中、レモンはそれ以外にピネン類や、強いレモン様芳香を持つとされるシトラールなどが含まれおり、フレッシュな香りで心身を活性化してくれます。またレモン精油は冷静になりたい時や集中したい時にも効果的で、仕事や勉強時のやる気を高めたい際にも役立ちます。さらに近年は認知症対策などに役立つとされ注目を集めています。
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基本情報
香りの系統:柑橘系
- 精油名
- レモン
- 学名/科名
- Citrus limon/ミカン科
- 抽出部位
- 果皮
- 抽出方法
- 圧搾法・水蒸気蒸留法
- 産地
- イタリア、スペイン、アメリカ合衆国など
- 香り
- フレッシュで爽やかなレモンそのものの香り
- 主な成分
- d-リモネン(~70%)、β-ピネン、γ-テルピネン、シトラールetc
- ノート
- トップ
ブレンド相性の良い精油
殆ど全ての精油と調和します。爽やかでシャープな香りがブレンドを引き締めまとめてくれます。
*精油にまつわる注意事項
トリートメントなど、精油を皮膚に使用する場合は敏感肌の方は低濃度で使用しましょう。また光感作の可能性があるので皮膚に使用後は、日光に当たらないようにしましょう。
主な効果・効能
❖こころに
*リフレッシュ*集中力アップ*鎮静など
フレッシュな香りで心身を活性化してくれます。またレモン精油は冷静になりたい時や集中したい時にも効果的で、仕事や勉強時のやる気を高めたい際にも役立ちます。
❖からだに
*抗炎症*消化促進*収れん*循環促進など
血液とリンパの循環を促進して老廃物の排出を促し、むくみや冷えの改善に役立ちます。レモンの香りを嗅ぐと唾液が分泌されることからもわかるように、消化吸収促進や胃粘膜保護など消化器系のサポートに対する有用性があるとされています。
❖くらしに
*抗菌*抗ウイルス*消臭*殺菌消毒など
抗菌・抗ウイルス作用があるため、アロマスプレーでキッチンやリビングなどの除菌・抗菌に。またアロマディフューザーを使い、空間の感染対策や空気の浄化に使用するのもおすすめです。
レモン精油おすすめの使い方
集中力アップ、リフレッシュ、気になるニオイの消臭に
集中力を高める作用があるレモンは、仕事部屋や勉強部屋で香らせるのがおすすめ。
爽やかな柑橘の香りでやる気をアップさせてくれます。
また抗菌作用に優れているので、マスクスプレーや消臭スプレーとしても役立ちます。
ディフューザーやクラフトに使える精油
気軽に使えるアロマスプレー
※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら