-
くらしとアロマ > コラム >
アロマ >
精油辞典 > 【精油の辞典】レモングラス精油の効果・効能・おすすめの使い方
【精油の辞典】レモングラス精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
人気急上昇中の記事:トイレ芳香剤のにおいが好きになれない…そんなときはアロマで解決!
沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《レモングラス精油》アジア料理の香り付けやハーブティーに使われるレモングラスは、レモンのようなグリーン調の爽やかな香りで、疲れた心に元気を与えてくれます。また、消臭・虫除けなどにも効果的なので、お部屋でも外でも様々なシーンに活用できる精油です。
- ・ストーリー
- ・レモングラスの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・レモングラス精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
レモングラスは、古くから薬用のハーブとして親しまれ、原産地であるインドでは数千年も前から伝統医学のアーユルヴェーダで感染症などの予防に使われてきました。アジアでは料理の香りづけや、肉や魚の臭み消し、香りを楽しむハーブティーとしても使われています。精油は世界中で多く利用されており、洗剤や石鹸の香料にも利用されています。
レモングラスの特徴
レモングラスは、生長の早い芳香性多年性植物で1.5m位の高さまで伸びます。主に西インド産(本種:C.citratus)と東インド産(C.flexuosus)の2種類に分けられ、スリランカ・マレーシアなどが原産の西インド産は、シトラールの含有量が比較的少なく、ミルセンという成分を多く含むのでやや土っぽい香りがします。カンボジアやインドなどが原産の東インド産は、シトラールを多く含むので、よりレモン様の香りが強いです。
基本情報
香りの系統:柑橘系
- 精油名
- レモングラス
- 学名/科名
- Cymbopogon citrarus/イネ科
- 抽出部位
- 葉や茎
- 抽出方法
- 水蒸気蒸留法
- 産地
- インド、インドネシア、中国、アフリカなど
- 香り
- レモン様の香りに、やや草や土の香り
- 主な成分
- ゲラニアール(~54%)、ネラール(~35%)、シトロネラール、リモネンetc
- ノート
- トップ~ミドル
*レモングラスはイネ科の植物ですが、香りの系統は「柑橘系」に分類されます。
ブレンド相性の良い精油
殆ど全ての精油と調和します。特にコリアンダー、ゼラニウム、クラリセージなどとブレンドすると良いでしょう。
*精油にまつわる注意事項
刺激が強いので、トリートメントなど皮膚に使用する時は注意。
主な効果・効能
❖こころに
*集中力アップ*強壮*鎮静など
レモンのような爽やかな香りは、不安やストレス、緊張などで疲れた心を癒し解放してくれます。また、脳を活性化し集中力や記憶力を高める働きが期待できます。そのため、程よくリラックスしたい時とリフレッシュして気分転換したい時の両方で活用できます。
❖からだに
*鎮痛*抗炎症*血行促進など
鎮痛・抗炎症作用と代謝と血行を促進するので、運動後の疲労回復や肩凝り・冷えやむくみにも良いとされ、マッサージオイル(精油を希釈して使用する)として使用するのがおすすめです。
❖くらしに
*抗菌・抗真菌*消臭*虫除けなど
抗菌・抗真菌作用から、水虫の除菌や雑菌からくるニオイ対策にも効果的です。アロマスプレーにして、靴やキッチン、生ごみ、部屋干し臭など、ニオイの気になる所にスプレーして使用するとすっきり消臭できます。また虫が嫌がる香りのシトラールという成分を多く含むので、アロマスプレーやディフューザーとして、お部屋や外出先の虫除け対策におすすめです。
▶虫除けにおすすめの商品はこちら
レモングラス精油おすすめの使い方
・気になるニオイの抗菌・消臭に、虫除けに
靴や衣類、お家の中の気になるニオイにスプレーすることで、抗菌・消臭対策に。衣類やベビーカーにスプレーすることで虫除け対策にも。
※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら