【精油の辞典】フランキンセンス精油の効果・効能・おすすめの使い方
精油辞典
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沢山の種類が存在する精油。香りのイメージや、効果・効能、おすすめの使い方、それぞれの香りのストーリーなど、どれを選べば良いかの参考にしていただけるように、精油(エッセンシャルオイル)についての情報をまとめた「精油の一覧」を作りました。
《フランキンセンス精油》フランキンセンスは、神仏への捧げものとして、古くから宗教儀式などで薫香として使用されてきました。スパイシーで奥深いウッディ調の香りは、イライラなど心の乱れを静め、呼吸を深くしてゆったりした気分へもたらしてくれます。また樹脂から採れるこの精油は「若返りのオイル」とも言われ、乾燥や肌荒れなどの皮膚トラブルにも優れた効果を発揮するため、エイジングケアにおすすめの精油です。
- ・ストーリー
- ・フランキンセンスの特徴
- ・基本情報
- ・主な効果・効能
- ・フランキンセンス精油おすすめの使い方
目次
ストーリー
フランキンセンスは、中世フランス語を由来としておりfranc=「本物の」、incense=「香」の語源をもつそうです。別名「オリバナム」、「乳香」とも呼ばれています。フランキンセンスは神仏への捧げものとして、古くから薫香として焚かれていました。新約聖書にもあるように、イエス・キリストが生まれた時の誕生を祝う品として、黄金、ミルラ(没薬)と共に捧げられたことで広く知られています。それだけフランキンセンスが黄金と同等の価値がある貴重な香料として使用されてきました。
フランキンセンスの特徴
フランキンセンスの木は、樹高3-7mの低木で白か薄い紅色の花を咲かせます。有名な産地はオマーンで、樹を傷つけて樹液がしみ出て固まった乳白色の樹脂を削って集めます。スパイシーで奥深いウッディ調の香りは、呼吸を深くしてゆったりした気分をもたらしてくれます。
「若返りのオイル」とも言われるこの精油は、皮膚再生作用があり、乾燥や肌荒れなどの皮膚トラブルにも優れた効果を発揮するため、エイジングケアにおすすめの精油です。また心を癒し呼吸を整える働きがあるとされ、呼吸器系の不調改善にも役立つとされています。
基本情報
香りの系統:樹脂系
- 精油名
- フランキンセンス(オリバナム、乳香)
- 学名/科名
- Boswellia carterii/カンラン科
- 抽出部位
- 樹脂
- 抽出方法
- 水蒸気蒸留法
- 産地
- オマーン、インド、中国など
- 香り
- スパイシーで奥深いウッディ調の香り
- 主な成分
- α-ピネン(~40%)、リモネン、β-カリオフィレン、サビネンetc
- ノート
- トップ~ミドル
ブレンド相性の良い精油
様々な精油と調和します。
*精油にまつわる注意事項
特になし
主な効果・効能
❖こころに
*鎮静*抗うつなど
鎮静作用があるフランキンセンスは、イライラなど心の乱れを静め、落ち着きを取り戻してくれます。呼吸を深くしてくれるので、心を静かに集中させてくれます。瞑想やヨガの時にアロマディフューザーなどを使って香りを拡散させて使うと良いでしょう。
❖からだに
*皮膚再生*抗炎症*収れん*去痰など
「若返りのオイル」とも呼ばれているフランキンセンスは、老化した肌や、乾燥、肌荒れなどの皮膚トラブルにも優れた効果を発揮するため、エイジングケアとして役立ちます。 ホホバオイルなどの植物油に1%濃度以下で希釈してマッサージオイルとして使うのもおすすめです。また咳や気管支の炎症を和らげる作用も期待できるので、のどの痛みを感じる時にマグカップや洗面器にお湯をはってフランキンセンスを1~2滴たらし顔を近づけて湯気を吸うように、深くゆっくりと呼吸してみるのも良いでしょう。
フランキンセンス精油おすすめの使い方
アロマスプレーとしてハンカチやマスクにスプレーして心を静めてリラックス・快眠タイムに。
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※精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマテラピーは医療ではありません。また、精油は医薬品ではありません。天然の香りは心身の健康に良い影響をもたらしますが、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。▶詳しくはこちら